バリ島の雨季を120%楽しむコツ！ 旅行前に知っておきたい豆知識

バリ島の雨季は、じめじめした気候や急な雨に見舞われるイメージがあるかもしれません。

しかし、雨季ならではの魅力もたくさんあるんです！

観光客が少なくゆっくりと観光を楽しめたり、豊かな自然を感じられたりと、意外と穴場の時期なんですよ。

この記事では、バリ島の雨季を最大限に楽しむコツをご紹介します。

事前に知っておくと安心な情報もたっぷりお届けするので、ぜひ参考にしてくださいね。

バリ島の雨季はいつ？雨季の天気や気温の特徴を知ろう

まずは、バリ島の雨季について基本的な情報を押さえておきましょう。

バリ島は熱帯モンスーン気候に属しているため、1年を通して気温の変化が少ないのが特徴です。

雨季と乾季はっきりと分かれており、それぞれの季節に特有の天気パターンがあります。

雨季は例年10月から3月頃までで、特に1月から3月にかけては雨の日が多くなる傾向にあるようです。

とはいえ、1日中雨が降り続けるというわけではありません。

バリ島の雨は、午後から夕方にかけて短時間で激しく降るスコールが主体となっています。

そのため、午前中は晴れ間が広がることも珍しくありません。

気温は1年を通してあまり変わらず、平均気温は25度前後。

雨季といえども、日中は半袖で過ごせるほどの暖かさがあります。

とはいえ、湿度が高いため体感的には少し肌寒く感じる時も。

日差しの強い日中は心地よくても、朝晩は肌寒さを感じることも多いので、上着は必携ですね。

1. 1月：もっとも雨の多い時期。アクティビティは午前中がおすすめ

バリ島の雨季の中でも、もっとも雨の日が多いのが1月。

連日スコールに見舞われる可能性が高く、外出時は雨対策が欠かせません。

アクティビティを予定している際は、できるだけ午前中に済ませるのが得策でしょう。

午後からは本格的に雨脚が強くなることが多いので、室内で過ごせる施設の利用がおすすめです。

美術館巡りやスパ、ショッピングなど、屋内を中心に観光プランを立てると良いかもしれませんね。

2. 2月：徐々に雨の日が減ってくる時期。レジャーを楽しむチャンス

2月に入ると、徐々に雨の日が減ってくるのがバリ島の天気の特徴。

連日スコールに見舞われる可能性は低くなり、屋外でのレジャーを十分に楽しめる日も増えてきます。

とはいえまだまだ雨の多い時期なので、急な天候の変化に備えた対策は必要不可欠。

レインコートや折りたたみ傘など、コンパクトに持ち歩ける雨具を準備しておくと安心ですよ。

マリンスポーツやトレッキングなど、少々の雨なら問題なく体験できるアクティビティに挑戦してみてはいかがでしょうか。

3. 3月：雨季の終わり。乾季へと移行していく時期

3月は雨季の終わりを告げる月で、徐々に乾季へと移行していく時期と言えるでしょう。

雨の確率はぐっと下がり、連日晴天に恵まれる日も珍しくありません。

平均気温は他の月と変わらないものの、湿度が下がってくるので過ごしやすさは格段にアップ。

水遊びはもちろん、ゆっくりとビーチを散策したり、大自然の中でリラックスしたりと、バリ島の魅力を思う存分味わえる絶好のタイミングです。

雨季の最後を飾る3月のバリ島は、いつもとは一味違った表情を見せてくれるはず

雨季のバリ島旅行で体験したいおすすめのアクティビティ

バリ島の雨季は、観光客が少なくゆったりと過ごせる穴場の時期。

通常は混雑しているスポットも、貸切状態で楽しめるチャンスが多いんです。

そんな雨季だからこそ体験したい、おすすめのアクティビティをご紹介しましょう。

事前に目星をつけておけば、当日の天候に合わせて臨機応変に予定を立てられますよ。

雨季ならではの過ごし方を、ぜひ参考にしてみてくださいね。

1. ウブド王宮で伝統舞踊鑑賞。雨の音色に酔いしれる

バリ島を代表する観光名所のひとつ、ウブド王宮。

雨季は華やかなケチャックダンスが毎晩開催されるので、雨の中幻想的な舞の世界に浸れるなんて粋な体験ができるんです。

公演中に雨が降ってきても、屋根付きの特設ステージで上演されるので安心。

雨音をバックミュージックに、伝統舞踊を堪能できるのは雨季ならではの醍醐味と言えるでしょう。

ウブドでは他にも美術館や工房巡り、雑貨店でのお買い物など、屋内で楽しめるスポットがたくさん。

急な雨でも退屈することなく、充実した1日を過ごせるはずですよ。

2. ライステラスでのトレッキング。神秘的な景色に感動

バリ島の大自然を体感できる、ライステラスのトレッキング。

雨季は水量が増すため、いつもよりも美しい棚田の景色を眺められる絶好のシーズンなんです。

緑の絨毯のようなライステラスに、勢いよく流れ落ちる滝の姿は圧巻の迫力。

まるで原始の森に迷い込んだかのような、神秘的な光景を目の当たりにできるのは雨季ならでは。

トレッキングでは、適度な雨具とトレッキングシューズがあれば問題ありません。

少々の水たまりや増水した小川も、装備が整っていれば十分に歩けるはず。

おいしい空気を胸いっぱいに吸い込んで、雨季の大自然を思いっきり満喫してください。

3. スミニャックでサーフィン。初心者も挑戦しやすい穏やかな波

バリ島の人気マリンスポーツといえば、サーフィン。

雨季のスミニャックビーチは、サーフィン初心者でも挑戦しやすい穏やかな波が多いと評判なんです。

ビーチ沿いにはサーフショップが立ち並び、ボードのレンタルやレッスンを受けられる環境が整っているのもポイント。

自分に合ったペースでサーフィンを楽しめるので、初心者でも安心して体験できますよ。

sudden-marker mark_yellow”>多少の雨なら、むしろ人が少なくなるのでゆったりと練習できるというメリットも。

絶好のコンディションが揃った時は、一気にレベルアップを目指せるチャンスかもしれません。

サーフィンの後は、スミニャックのおしゃれなカフェでのんびり過ごすのもおすすめ。

雨季のバリ島旅行を快適に過ごすための服装と持ち物

せっかくの雨季のバリ島旅行。

急な雨に見舞われても慌てないよう、服装と持ち物は入念にチェックしておきたいもの。

現地の天候に合わせて快適に過ごせるよう、何を準備すればいいのかを確認しておきましょう。

旅先で体調を崩してしまっては元も子もありません。

季節の特性をしっかりと理解して、万全の状態でバリ島を楽しむためのポイントをおさえておきましょう。

1. レインコートと折りたたみ傘は必須アイテム

バリ島の雨季は、にわかに強い雨に見舞われることがよくあります。

レインコートと折りたたみ傘は、最も重要な持ち物と言っていいでしょう。

レインコートは、薄手で乾きやすい素材のものを選ぶのがおすすめ。

上下セパレートタイプなら、下だけ着用したりと使い勝手の良さは抜群です。

折りたたみ傘は、大きめのサイズで風に強いものを選ぶと安心。

急な雨でも、荷物や服を濡らさずにすみますし、両手が使えるのも魅力的。

コンパクトにたためるタイプなら、バッグに常備しておくことができて便利ですよ。

2. 軽めの羽織物で寒暖の差に対応

バリ島の雨季は湿度が高いため、日中は過ごしやすい気温だと感じることも。

とはいえ、冷房の効いた施設や、雨上がりの肌寒さには要注意。

薄手のカーディガンやパーカーなど、軽めの羽織物を1枚用意しておくと便利です。

半袖の上から羽織ったり、腰に巻いたりと、TPOに合わせてアレンジできるのが魅力。

冷房対策だけでなく、日焼け防止や夜の防寒にも役立ってくれるはずです。

サイズ感は大きめを選んで、さっと羽織れるようにしておくのが使い勝手のコツですよ。

3. 濡れてもすぐ乾く素材の服がおすすめ

にわか雨に備えるなら、濡れてもすぐ乾く素材の服がおすすめ。

ポリエステルやナイロンなどの化学繊維は、乾きが早くシワになりにくいのが特徴です。

綿素材に比べると蒸れにくく、レーヨンほどデリケートではないので扱いやすいのもポイント。

デイリーに使いやすいTシャツやチュニック、水着の上に羽織るカバーアップなどに取り入れるのがおすすめ。

シンプルなデザインを選べば、アクティビティからタウンユースまで幅広いシーンで活躍してくれるはずです。

急な雨でも、濡れた服を気にせずに観光を楽しめますよ。

4. 濡れたバッグを保護するビニール袋を用意

折りたたみ傘があれば、バッグを濡らさずに済む確率はグンとアップします。

でも、にわか雨の中を歩いていると、どうしても濡れてしまうことも。

大きめのビニール袋を用意しておけば、濡れたバッグを保護しながら持ち運べるので安心ですよ。

スーパーの袋でもいいですし、丈夫なジップロックなら中身が見えて取り出しやすいのでおすすめ。

スマホやカメラ、貴重品を入れるのにも便利なので、いくつかサイズ違いを用意しておくと使い勝手が良いでしょう。

ビニール袋は軽くてかさばらないので、バッグに入れて持ち歩きやすいのも魅力的。

雨の日のお守りとして、ぜひ活用してみてくださいね。

まとめ：雨季だからこそ味わえる、バリ島の魅力を満喫しよう

バリ島の雨季は、晴れの日だけでは味わえない魅力がたくさん詰まっています。

神秘的な景色や、静寂に包まれたビーチ、美しい棚田など、雨季ならではの絶景を堪能できるのが何よりの醍醐味。

人が少なくゆったりと過ごせるのもメリットで、混雑を避けて人気スポットを満喫できるのは大きな魅力と言えるでしょう。

雨の日でも楽しめる屋内施設やアクティビティを上手に取り入れて、思い出に残る旅にしてくださいね。

服装や持ち物は入念にチェックして、雨の日でも快適に過ごせる準備を整えておきましょう。

レインコートや傘、濡れても乾きやすい服などを活用すれば、急な雨にも慌てずに対応できるはず。

ビニール袋などの濡れ対策グッズも忘れずに用意して、大切な荷物を守りながら観光を楽しみましょう。

番外編：雨季のバリ島で、のんびりホテルステイを満喫する過ごし方

せっかくバリ島に来たのだから、外に出かけてアクティブに過ごしたいもの。

でも雨季は、時にはゆったりとホテルでの～んびりする時間も必要かもしれません。

お部屋で読書をしたり、ちょっと昼寝したり。のんびり過ごすだけで、疲れた心と体がリフレッシュできるはず。

ホテルのスパでマッサージを受けたり、プールサイドでカクテルを楽しんだりと、リゾートステイを満喫するのもおすすめです。

ゆったりと流れる時間に身を委ねて、至福のひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。

のんびりムードでリラックスしたら、夜はホテルのレストランで美味しいディナーを堪能するのも素敵。

雨音を聴きながらロマンチックなひとときを過ごせば、また違った雨季の魅力を発見できるかもしれません。

ときには観光とはひと味違う、ゆっくりとホテルで過ごす非日常感を味わうのもバリ島の楽しみ方のひとつですよ。

以上、バリ島の雨季旅行を存分に楽しむためのポイントをご紹介してきました。

雨季だからこそ味わえる魅力を、ぜひ体感してみてくださいね。

晴れの日とは違った表情のバリ島に、きっと魅了されることでしょう。

思い出に残る素敵な旅になりますように！